用語について調べてみる~ハロー

2016/08/30 17:09 Unknown 0 Comments

Hi! Kaoriです!

こないだ書いた用語についての記事が意外と好評だったから第2弾いっちゃうよ!
今日はハローについて調べてみました。
ハローってナニ? という方もいらっしゃるかと思うのですが・・・


これです。色の設定で出てくるやつね。


カタカナでハローって書いてあるんですがハローってなに?Hello?!?!?!?!?
ってなっちゃいますね。

というわけで恒例の英語版です。



Helloじゃありません。Haloです。

さて、Haloとはなんぞや?というところなのでこれまた恒例のWeblio辞書様にご登場いただきます。

haloとは




主な意味(聖像などの頭部(時に全身)を囲む)後光、光輪、光背、(人物・ものを取り巻く)光輝、栄光、(太陽・月の)暈(かさ)、暈輪(うんりん)
音節ha・lo発音記号
/héɪləʊ(英国英語)ˈhæləʊ(米国英語)/
http://ejje.weblio.jp/content/halo

なんと!!!ハローとは後光なのでした!!!
ありがたやありがたや・・・

これってことですね・・・
さて、いまだかつてない神々しい記事になってきました。

ちなみにみなさんぜひWeblioさんのリンク先に飛んで、発音聞いてみてください。
ハローというよりはヘイローって感じに聞こえますね。
ヘイローと聞いて某ゲームの敵キャラ ヘイ●ーを思い出したのは私だけではないはず・・・


まあ確かにヘイローに聞こえるんだけど、日本語でカタカナにしたときはハローが一般的です。
ハロー効果のハローもHaloですね。

ハロー効果

ハロー効果(ハローこうか、:halo effect)とは、心理学者エドワード・ソーンダイクによって名づけられた造語で、心理的効果の一つ。ある対象を評価をする時に顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象のこと。認知バイアスの一種である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ハロー効果


さて、そんなハローさんですが、色の設定でいつもいつもさりげなく出てはいるものの、グレーになっていて使えなかったこと、ありませんか?



このせいで、なんかあるんだけど使ったことないなあ、という方も多いんじゃないかと思います。


ですが、実は地図を表示しているときは常に使えます。



じゃあなんで普通のグラフの時は使えないのに出てくるの??
ってなりますよね。
実は地図でないグラフでも、ハローを使うことはできます。

じゃーん!


なんと、背景画像を設定しているとハローが使えるのでした!!!!!!!!
今回は素敵なダマスク柄を背景にしてみたよ。
(データが見づらくならないよう、みなさんはド派手な背景を使うときは注意してくださいねw)

つまり、地図だったり背景画像だったり、プロットされたデータを背景イメージから浮かび上がらせて見せるためにハローを使うんですね。

オンラインヘルプにもハローが使える条件の記述が載っています。

マークのハロー

背景イメージやマップに対し、マークがはっきりと見えるよう、各マークはハローと呼ばれる単色の対比色で囲まれています。マークのハローは、背景イメージや背景マップを使用するときに利用できます。[色] のドロップダウン コントロールで、マークのハローの色を選択します。

http://onlinehelp.tableau.com/current/pro/desktop/ja-jp/help.htm#viewparts_marks_markproperties_color.html




ちなみに、ハローとよく似たものに枠線がありますが、動きが違いますので解説しておきます。



ハローは後光という名の通り、全てのマークたちの後ろから照らしているイメージです。
つまり重なっているマークは一個のかたまりのような感じで光(線)がつきます。
枠線は一個一個のマークに線をひきます。

ちょっとわかりづらいので透明度を下げてみましょう。



こういうことです。
ひとつひとつのマークに線がついている枠線は、重なっている場合に線が重なって見えますね。
ハローは一塊に扱われるので、真ん中の部分は線がありません。

使い方として、

枠線は一個一個のマークを識別するために使う。
ハローはマーク(の集団)を背景から浮き立たせるために使う。

といったところでしょうか。

ちなみに、枠線は形状など一部の特殊な形の時使えなくなりますが、
ハローはどんなマークを使っていても、背景に画像さえ入っていれば使うことができます。



こんな感じですね!
形状は枠線引けないけどハローは使えちゃうのでした。


さて、使えたり使えなかったりする気まぐれハローさんですが、
これでマスターしていただけましたでしょうか?

Kaoriは最近かる~い記事しか書いていないのでそろそろダッシュボードの連載再開しなきゃなと思いつつ(笑)

See you!!


Kaori

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パーティションごとに異なるメジャーを表示する

2016/08/29 16:50 Keiko 1 Comments

こんにちは、Keikoです。Tableau社内では古株ですが、このブログに投稿するのは初めてですね。これからよろしくお願いします。

本日は、最近何度かお客様からお問い合わせがあった、「パーティションごとに異なるメジャーを表示する」方法を解説したいと思います。言葉だけだとイメージが沸きにくいと思いますが、以下のイメージです。



パーティション1には売上が、パーティション2には利益の集計が表示されています。さらに、それぞれ、パーティションごとにSUMをした場合とAVGをした場合に分かれています。

「…ん?それって解説するほどのこと?簡単じゃない??」

と思った方は、ある程度Tableauを触ってくださっている方ですね!その場合は、以下の前提条件を考えてみてください。

・ オーダーID順に、Tableau内のINDEX関数を使って [index] が振られている
・ indexが1から10までを「パーティション1」、11から20までを「パーティション2」と、Tableau内のIF文で区切る

つまり、ディメンション [パーティション] と [index] は、元のデータソースには存在しません。ここで難易度がぐっと上がるので、腕に覚えのある皆様はここで一度読むのを止めて、是非チャレンジしてみてください。



ステップ1

まずは、各パーティションごとに必要な集計値を取得するところから始めます。




売上用の計算フィールドと利益用の計算フィールドの2つを作成します。計算式は以下の通りです。






この2つをビューに表示させると、このようになります。





ステップ2


続いて、ステップ1で作成した計算フィールド2つをまとめて表示したいので、さらにもう1つ計算フィールドを作成します。




これをビューに追加してみましょう。




パーティションごとに2つの異なるメジャーを表示することができました!
(この [パーティションごと] 計算フィールドは理解しやすくするためのものなので、実際には作成しなくても問題ありません。)



ステップ3

ゴールまでもう一息!
パーティションごとに合計(今回は小計)するための計算フィールドと、平均するための計算フィールドを、同様に作成します。

ここでつまずきポイントが1つ。
以下のように普通にSUMしようと思ったら、エラーが出てしまいます。



これは、 [パーティション1_売上] と [パーティション2_利益] は、それ自体の計算式の中ですでに集計されているからですね。
Tableauでは、「集計の集計」はできません。


ですので、こうします。



表計算関数のWINDOW_SUMです。
Tableauでは従来の集計関数(sum, avgなど)が処理された後に表計算関数(window_xx)が処理されるため、この計算式が可能になります。

パーティションごとの平均も同様に…。





これをビューに追加して完成です!





まとめ

いかがでしたでしょうか。説明のために色々と書きましたが、やっていることは以下の2つのみです。

1. 各メジャーごとに1つずつ計算フィールドを作成する
2. それらをWINDOW_xx関数を使ってまとめる


一見、「IF文・CASE文で場合分けすれば一発でしょ?」とか、「LODでFIXEDすれば出るでしょ?」と思いがちですが、ここで前提条件の「ディメンション [パーティション] と [index] は、元のデータソースには存在しない」という点がネックになってきます。
この点を説明した「NG」シートもワークブックに作成してありますので、是非ダウンロードして中身を確認してくださいね。

ワークブックのダウンロードはこちらから!


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選択した項目の画像を表示

2016/08/22 16:42 Nanae 0 Comments

Nanaeです。

今回は、Vizを選択したときに、関連する画像を表示させる方法です!
一般的には形状とフィルターアクションを使いますが、それに加えてここでは使える場面がより多いWebサーバとURLアクションを使う方法もご紹介します。

1.形状×フィルターアクション

2.Webページ ×URLアクション

2の方法だと動画も表示できるので、たとえばTableauの使い方も分かりやすく表示できます↓(下図は静止画ですが、ワークブック上では動いてます)

1.  形状×フィルターアクション

まずは、形状を使う方法です。これが基本。

これは、地図、国旗、国名の3つのシートから出来ています。

①場所をマッピングした地図

フィールド名は英語でCountryとしているので、自動的に"国"で地理的役割が振られています。日本語での自動割り当てはこれからです。

②場所をクリックしたら表示させる国旗

こちらは、カスタム形状を使っています。マイTableauリポジトリ > 形状 の配下にフォルダを作り、画像ファイルを入れると、自分で用意した画像を表示できます。

各国の形状を既定から割り当てます。そのとき、フォルダ内に入っている画像の順番と、Countryの中の国の順番が揃っていると、パレットの割り当てから一括で割り当てられます。順番が揃っていない場合は、11つ手で対応させていってください。

③場所をクリックしたら表示させる国名

①~③をダッシュボードに配置し、ダッシュボードアクションを設定して、完成!

2. Webページ ×URLアクション

こちらは応用編。Webサーバを立てて、Webサーバの中に画像を置いて、URLアクションで画像を見に行く方法です。

使っているシートは2つ。こちらは地図と国名だけで、国旗はシートとしては作っていません。

①場所をマッピングした地図
形状で作ったシートと同じです。

②場所をクリックしたら表示させる国名
こちらも形状で作ったシートと同じです。

2つのシートをダッシュボードに配置した後、地図上の場所を選択したら国名を表示させるようにフィルターアクションを設定しておきます。
 

問題は国旗の表示方法ですね。

国旗を表示させる領域はWebページのオブジェクトとして入れており、選択したシートからURLアクションで飛ばして表示させています。ということで、Webサーバを立て、Web経由で見に行けるように用意します。


----------ご参考:簡単なWeb サーバを立てた手順----------
今回私はPythonを使って、ローカルにWebサーバを立てました。

1. Pythonをインストール
  https://www.python.org/

2.Pythonのフォルダ配下に画像を入れる



3.コマンドプロンプトでインストールしたフォルダに移動して、Pythonを起動させる
 python -m SimpleHTTPServer 8888 (ポート8888を指定) 


4.ブラウザで起動を確認

--------------------------------------

URLアクションに記入したURLリンクを確認すると、Webサーバの中のPicturesフォルダにある、選択した国の<country>.gifを表示させるように設定されていますね。

URLアクションで表示させると、項目と画像の対応付けは名前を見るので、対応付けたい項目がいーっぱいあったとしても、項目の並び順とフォルダ内の並び順を気にせずに正確に一気に対応付けられます。これにはもちろん項目名と画像のファイル名を一致させておく必要があります。

また、形状だと静止画になってしまうgif動画でも、Webージ経由にするとちゃんと動画として表示できました。Webページを使うと、さらに用途が広がるかと思います!

以上、Tableauで選択した項目の画像をインタラクティブに表示させる方法でした!

Nanae

Tableau PublicにPublishしたワークブックはこちら↓

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認定資格"Tableau Desktop Qualified Associate"を受けよう

2016/08/15 9:48 Nanae 2 Comments

Nanaeです。

Tableauの認定資格、持ってますか??最近、Tableau Desktop Qualified Associateの資格、人気です。
http://www.tableau.com/ja-jp/support/certification

資格取ったらもらえる賞状↓


Tableauには、Desktopで2つのレベル、Serverで2つのレベル、合わせて4つのレベルの試験があります。いずれの試験も、どのバージョンで理解できているのか判断するために、資格名にバージョンが入っています。そのため、いずれもリリースされているバージョン(現在ならv9)用の資格を取得できることになり、新しいバージョン用の資格がリリースされたらDelta試験を受けて、取得した資格のバージョンを上げることになります。Delta試験はDesktopとServerそれぞれに1つずつあり、Delta試験に合格したら2つのレベルどちらであっても、取得した認定資格は新しいバージョンのものに変わります。




ここでは、唯一日本語で試験が受けられるDesktop Qualified Associateの試験について、お伝えします!

★対象者
公式には、Tableau Desktopを5ヶ月以上使用経験がある方、としていますが、ある程度使っていて、ある程度理解しているのであれば、Tableau Japanでは3ヶ月程度で取得できる、ご案内しています。作りたいVizがある程度すぐに作れ、TableauやBIの用語がある程度わかっていると思えれば、チャレンジする良い時期です。
受けられるレベルかどうかわからない。。。という声を聞くことがありますが、その程度であれば、準備して挑むとちょうどよいと思います。

★準備
必要な情報は「試験準備ガイド」に載ってます。
http://mkt.tableau.com/files/Certification-Prep-Guides-December-Update/Japanese/Desktop9QAExamPrepGuidev1.2_ja-JP.pdf

この中に、試験の形式や出題範囲や例題も載っています。

例題を解いて、わからなければオンラインヘルプで確認しながら回答を見て勉強してください。
オンラインヘルプの中には用語集もあります。
http://onlinehelp.tableau.com/current/pro/online/windows/ja-jp/help.htm#glossary.html
過去のブログ記事でも用語の説明があります。
http://tableaujpn.blogspot.jp/2015/08/tableautableau-glossary.html

試験準備ガイドに掲載されている例題と比べて、実際はもう少し難しい問題も出ますし、もう少しTableauの用語を知っていないと理解しづらい問題も多かった印象です。

でも、「オンラインヘルプ」を読み込めば受かります!
http://onlinehelp.tableau.com/current/pro/online/windows/ja-jp/help.htm

それに加えて、「無料トレーニングビデオ」を理解すれば、必ず受かるでしょう!
http://www.tableau.com/ja-jp/learn/training

わからないことがあれば「コミュニティ」など、他のリソースもTableauはいろいろありますよね。
https://community.tableau.com/groups/japan/

しかし、オンラインヘルプを全部読み込んで、ビデオを全部観て、自分で聞いて調べて・・・っていうのは正直大変ですよね。。。かなり時間もかかりますし、根性が必要です。。。
もちろん必要に応じてこれらを適宜確認する必要はありますが、効率よくスキルや知識を習得するには、やっぱりトレーニングに出るのが一番です。テキストもありますし、最短で網羅的に体系的に学習できます。

Desktop Ⅰ: Fundamentals(初級~中級)
http://www.tableau.com/ja-jp/learn/classroom/fundamentals

Desktop II: Intermediate (中級)
http://www.tableau.com/ja-jp/learn/classroom/advanced

自分のレベルと、自分に合う勉強スタイル、場所や金銭的なところを考えながら、計画を立ててみてください。

★持ち物
当日は、パソコンやウェブカメラのほか、パスポートが必要ですので忘れずに!!!
ネットワークは、無線を使っていると伝えると有線が良いと言われます。

★試験開始まで
あらかじめ予約しておいた時間に、Webブラウザで試験監督を行うベンダのサイトに入ります。
試験官とチャットでネットワーク環境等の確認を行います。こちら英語ですが、簡単な質問に答えるのみです。あらかじめ試験にふさわしい環境をきちんと用意していれば何も難しいことを伝える場面はありませんのでご安心ください。

その後、ウェブカメラを通してさらなる確認を行います。机の上に余計なものがないかとか、パスポートを見せて本人確認などを行ます。難しいやりとりはありませんが、こちらもすべて英語です。

すべて確認が終わると、試験官が、試験を受けるための仮想デスクトップに入れてくれます。そこにTableau Desktopや必要なデータが入っています。

人によっては、テスト内容よりこの英語部分が一番のネックかもしれませんが・・・テスト環境を確認するだけですので、難しいことは一切ありません!

★試験
問題数は多くはありませんが、1つの問題に手間取っていると終わらなくなるかもしれませんので、計画的に進める必要があります。

知識問題に関しては、TableauやBIの用語を知らないと解けない問題がいくつかありましたので、用語集を確認して各用語が何を指しているのかわかるようにしておいてください。

実技問題に関しては、与えられた問いの答えをみつけていく問題となります。( たとえば、売上に対する配送費用の割合が 3% を超えている製品サブカテゴリーは?といった質問が出ます。)
普段Tableauをお使いのとき、データをいじりながら何かインサイトがないか探索的に操作しているのであれば、例題でイメージをつかんでおいた方が良いと思います。

セット、TopN、表計算、LOD、計算式の作成あたりがポイントだと思いますので、よく準備して臨んでください。

★その他、試験の参考となるリンク
試験に関してヒントととなりそうなサイトをいくつか見つけました。練習問題やアドバイスなどが載っています。ご参考まで。

LearningTableau
http://learningtableau.com/

Viz Panda: How to Prepare for Tableau Desktop 9 Qualified Associate Exam
http://evafengeva.blogspot.jp/2016/01/last-week-i-passed-tableau-desktop.html

LinkedIn: Few simple tips I wish I knew before taking Tableau Certification
https://www.linkedin.com/pulse/few-simple-tips-i-wish-knew-before-taking-tableau-hrvoje-gabelica

MAASSMEDIA:How to Pass the Tableau Qualified Associate Exam
http://www.maassmedia.com/blog/how-to-pass-the-tableau-qualified-associate-exam/

PROMATIX:Tableau Desktop Certification - what does it mean and should I do it?
http://www.promatixbi.com/blog/tableau-desktop-certification-what-does-it-mean-and-should-i-do-it

Tableau, 데이터 시각화: Tableau Desktop 9 Qualified Associate 자격증 시험 후기 (Tableau データの可視化:Tableau Desktop 9 Qualified Associate認定試験)
http://douluvviz.tumblr.com/post/135615426502/tableau-desktop-9-qualified-associate-certification
(韓国語なので、Google翻訳等を使って見てください。韓国語なのでわりときれいに訳されます。)

Tableauを使える証明として、ぜひこちらの資格を取ってみてはいかがでしょうか。

Nanae

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TableauでRをつかってみよう!(実践編)

2016/08/12 11:55 Nanae 0 Comments

Nanaeです。
R連携の第二回目。TableauとRを連携させる手順は前回お伝えしました。
http://tableaujpn.blogspot.jp/2016/08/tableaur.html


今回は、じゃあ実際にTableauでどう使うのか?とか、TableauからRを使うときに浮かびやすそうな疑問点についてお伝えします。

まず接続できるデータソースが気になりますね。Tableauが取得してきたデータに対してRが計算しますので、Tableauが接続できればなんでもOKです。制限はありません

次に、どうやってTableauからRに指示を出すのか、です。Rを使うときはスクリプトを書く必要があるので、TableauでRを使うときも計算フィールドの中にRのスクリプトを書く必要があります。そのとき、Tableau側で処理するのではなくてRに計算させるとTableauにわからせるために、下記4つのどれかの関数の中にRのコードを書くことになります。ちなみにRを使ったフィールドは表計算が行われます。

SCRIPT_REAL ():実数
SCRIPT_STR():文字列
SCRIPT_INT():整数
SCRIPT_BOOL():ブール

これらの関数を使うときには、ルールがあります。

・関数の中に"..."を書き、その中にRのコードを書く。
・R内で使いたいメジャー部分は、.arg1, .arg2,...といったように.argに数字をつけた形で書く。
・"..."後に、カンマをつけて、.arg+数字にあたるメジャーを指定する。
・"..."後に指定するメジャーは、集計されている必要がある。

あとは、Rの関数を調べながら、Rstudioなんかで確認しながら、書いていくだけです。

使っているうちに、こんなエラーに遭遇することもあるかと思います。

これは、Rから持ってこようと思ったデータの型が、Tableauでは受け取れないときに出ます。データ型も意識して使ってください。
RからTableauに渡せるデータの型:小数、整数、ブーリアン、文字列
TableauからRに渡せるデータの型:小数、整数、ブーリアン、文字列、日付、日付時刻


では1つ、相関係数を出す例を示します。
傾向線はアナリティクスペインからすぐ出るし、マウスオーバーすれば、式やR^2値もP値もすぐ出ます。


でもR^2じゃなくて、感覚的に多くの人がわかりやすい相関係数Rを出したい場合もあるでしょう。そこでここでは、相関係数Rを、R連携で計算させてみます。

計算フィールドにRのスクリプトを書きます。
小数で返される相関係数を持ってきたいので、SCRIPT_REAL()を使います。その中に"..."を書き、Rで相関係数を出せるcor()を使って、2つのメジャーを指定します。


いったんこのフィールドを作っておけば、ディメンションとして顧客名を使えば顧客名単位での相関係数が出ますし、製品名を使えば製品名単位での相関係数が出るので、簡単に異なる観点で結果を出すことができますね。そういった場合、複数のディメンションをパラメータとして持たせておくと、閲覧者にやさしいですね。



その他、Rだからこそ、さまざまな分析が簡単にできます。以下、R連携のアウトプット例です。連携方法さえわかればあとはRの問題なので、いろいろ調べてTableauで表現してみてください!

異常値


回帰


予測


クラスタリング


ネットワーク図


センチメント分析
Reuben Kearney(https://reubenkearney.com/2015/06/07/updated-sentiment-analysis-with-sentiment/)から引用。細かく実現方法が記載されています。



Nanae




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